マイルを貯めてタダで飛行機に乗る方法

お得なANAマイルを使った特典航空券の発券方法!国内線乗り継ぎと国際線利用で最大限マイル効率を上げよう

2017-03-22

最終更新日:2017年11月14日

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特典航空券を使って旅行へ行くのは、マイルを貯めた後の最大の楽しみの一。せっかく貯めたマイルですので、できるだけ効率よくお得に使いたいですよね。

ですが、マイルを貯めるのは簡単でも、上手に使うのがとても難しいと言われています。

国内線でマイルを使う場合は、1マイルあたりの価値が下がってしまいます。できることなら国際線でマイルを使いたいのですが、なかなか長期で休みも取れないため、当面は国内線メインになるのかな~というのが我が家の予定でした。

まずどこへ行こうか~?と家族会議をしていると、沖縄に行く計画が持ち上がります。

じゃあ国内線特典航空券で予約を取ろうと思いましたが、そもそも国内線の特典航空券予約は2ヶ月先まで。我が家の予定ではまだ取ることができません。

しかも必要マイルが往復で30000マイルではないですか。これはあまりお得じゃない。

ここで持ち上がった案が、ANAマイルを利用して国際線特典航空券を発券、海外を経由して沖縄に入るルートです。この方法を使うと、必要マイル数が下がるんです!この方法は地方在住の人のほうが受ける恩恵が大きいです。

国際線特典航空券は、発券ルールを上手に利用すればかなりお得なマイル数で旅行することができますので、今回私が実際に発券したルートを元に、国際線特典航空券のルールについて少し解説したいと思います。

 ANA国内線特典航空券で沖縄を単純往復した場合

私の最寄の空港は大館能代空港です。まずは大館能代空港から那覇空港までのANA国内線特典航空券を発券した場合のマイル数を見てみましょう。

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レギュラーシーズンで発券すると、片道で15000マイル、往復で30000マイルもかかってしまいます。

同じ日付の航空券は、乗継旅割を利用すると往復で33600円となっています。1マイルあたり1.12円です。これではマイルをスカイコインへ交換して乗継旅割で航空券を購入したほうがお得です。

次に羽田空港と那覇空港の往復を特典航空券で予約する場合です。

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レギュラーシーズンの往復で18000マイルが必要になります。

同じ日程で、航空券を買った場合、34080円でした。1マイルあたり1.89マイルです。1マイルは最低でも2円相当と言われていますので、少し効率が悪いです。

やはり国内線で特典航空券を利用する場合は、直前で予約したり、運賃が高い状態で利用しなければあまりお得感は得られません。

貧乏性の私は、もっと効率よくマイルを利用する方法を考えます。

そう、ANAマイルを使って国際線特典航空券で海外を経由して沖縄で途中降機にすれば必要マイルが少なく済むはず!そう考えました。

この考えはまさにビンゴで、かなり必要マイル数を減らすことができました。

ANAマイルを使って国際線特典航空券を台湾経由沖縄行きで発券した場合

国際線特典航空券の発券ルールについては後述するとして、上手く乗り継ぎを利用すれば、必要マイル数を大幅に減らしながら複数の都市を観光することができます。

これは、国際線特典航空券の発券ルールのうち、途中降機(24時間以上の滞在)をうまく利用した発券方法になります。

今回は、ちょうど娘がエバー航空のぐでたまジェットに乗りたいと申していたので、ANAマイルを利用したスターアライアンス提携国際線特典航空券を使って台湾経由沖縄行きで行程を組んでみることにしました。

台湾旅行には、ぐでたまジェットに乗るために行く予定だったので、一石二鳥です。

そうして組み上がった行程がこちらです。(日付は違う日ですが、同じ行程です)

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なんと20000マイルで台湾に行きながら沖縄にも行くことができます!

大館能代空港発の場合、沖縄単純往復では30000マイル必要だったのが、台湾を経由することで20000マイルで済んでしまいます。羽田空港発だったとしても18000マイルですから、お得感がありますよね。

この発券方法のデメリット

必要マイル数は減りましたが、この発券方法にはいくつかデメリットがあります。

まず、マイルのほかに燃料サーチャージや空港利用税等の諸費用が若干かかります。今回は5660円かかりました。

また、旅行日程が長くなるので、休みが取りにくい人は難しいかもしれません。各地での滞在日数が少なくなってしまい、ゆっくり観光できないことも考えられます。

また、宿泊費用や交通費が余計にかかってしまいます。

デメリットを十分補うコストパフォーマンス

同じ行程を実費で払おうとすると、これくらいかかります。

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なかなかお高いですね~。これが20000マイルですので、1マイルあたり6.49円となります。かなりお得です!

まぁ、実費でこの行程を予約しようとはなかなか思わないと思いますが(笑)

地方空港発の場合、直接沖縄に行くよりは、台湾を経由して行く事で必要マイル数を大幅に減らしながら旅行をすることが可能になります!

マイルを駆使していかにお得に飛ぶか、マイラーの醍醐味のですね!

ANAマイルを利用した国際線特典航空券の発券ルールについて

ANAマイルを利用した国際線特典航空券の発券ルールについては、ANA便のみを利用する場合と、スターアライアンス提携航空会社を利用する場合とでルールが若干違います。

国際線特典航空券の発券ルールについては、id:sfc-mileさんがとてもわかりやすく解説してくださっているので、こちらをご覧になると良いです。

www.ana-mile-first.com

発券ルールの中で特に注目したいのが、提携航空会社国際線特典航空券の場合は途中降機(24時間を越える滞在)が往路、復路どちらかで1回可能という点です。

ANA国際線特典航空券の場合は、日本発の往路便で途中降機はできません。これは行程に大きな差が出てくる発券ルールです。

今回私が発券した大館能代空港発台湾経由沖縄行きは

・乗り換えは日本国内で往路・復路各2回まで可能

・途中降機は日本発・海外発ともに、目的地以外に往路・復路いずれか1回可能

というルールの範囲内で、できるだけお得に特典航空券を発券できる行程にしました。

先に沖縄に行ってから海外に飛んでもいいですし、私のように先に海外へ行ってから沖縄へ行くということもできます。

なんで台湾経由をつけたの?

マイルをお得に利用したかったというのが理由なのですが、実は娘がぐでたまの大ファンなんです。

Amazonのほしいものリストを公開した後に、ぐでたまグッズを贈ってもらったときに大喜びするような娘です。

Amazonほしい物リストからまたまたまたプレゼントが届きました! - この素晴らしいマイルに祝福を!~このすマ!~

そんな娘が飛行機好きになってからというもの、ぐでたまジェットの存在を知ってからは、定期的に『ぐでたまジェット乗りたいなぁ~』とつぶやいています(笑)

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元々ぐでたまジェットに乗るために台湾に行く予定ではありましたが、いつ行こうか決めかねている状況でした。

ぐでたまジェットを運航しているのはエバー航空なんですが、ぐでたまジェットの特典航空券枠がかなり少ないらしく、検索してもなかなか空いていなかったのです。

そんな中、那覇空港は台北から直通便があるようなので、台湾経由で行けないか組んでみると、今回の行程がヒットしたわけです。

成田発台北行きがぐでたまジェットです。ぐでたまジェットの日本発着便は下記の2便です。

BR195 成田発 20:20  台北(桃園)着 23:25 機種:A321
BR196 台北(桃園)発 15:20  成田着 19:20 機種:A321

台湾でゆっくりしたいところもありますが、台湾観光はまたゆっくり行こうと思い、この日程にしてみました。台湾、沖縄共に弾丸ツアーですが、短期滞在でも楽しめるように工夫したいと思っています。

おわりに

今回は元々沖縄に行く予定に、無理やり弾丸台湾旅行をくっつけた形になりましたが、短い期間でも他の都市を観光しながら旅行を楽しめるのは国際線特典航空券の最大のメリットだと思います。

ANAマイルを貯めたからには、できるだけお得な発券方法を試してみたいですよね!

お得な特典航空券の使い方をこれからも研究していきたいです。また新しく発券したら紹介しますね。

ではでは。 

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