マイルを貯めてタダで飛行機に乗る方法

冬の千里川土手に行ってきました。カメラやレンズ、撮影時の設定や服装について

2017-12-21

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12月18日、冬の千里川土手に行ってきました。

この日は大阪とはいえ思っている以上に寒く、夜は冷え込んだ中での撮影となりました。秋田から来たとはいえ、動かずにじっと飛行機を待ち構えているとさすがに寒いです(笑)

そんな冬の千里川土手に行ってきましたので、素人レベルではありますが、撮影時の機材や、カメラの設定、どんな服装で行ったかなどを残しておきたいと思います。冬に千里川に写真を初めて撮りに行く!という人の参考になれば幸いです。


冬の千里川は思った以上に寒かった

結構厚着をしていったつもりなのですが、北国の人間でも寒いと感じました。

夜の撮影に標準を合わせて行ったので、防寒対策はしっかりしていったつもりです。

夕方までの撮影であれば、ダウンジャケットと、下着にヒートテック等を着ていれば問題ないですが、夜はまた一段と冷えます。

ちなみに私は

・極暖ヒートテック上下

・パーカー、ジーパン

・膝ぐらいまであるロングダウン

・耳あて、薄手の手袋

という、真冬の北海道に行くような服装で望みました。ホッカイロも持参しましたが使用しませんでした。使っている暇が無かったです。

夜は気温がマイナスになる日は、飛行機の風圧が非常に寒く感じ、撮影中はほとんど動くことが無いのでかなり寒さを感じると思います。

また、手袋は必須です。手が冷たくて思うようにシャッターが切れなくなります。

サーモスなどのボトルに暖かい飲み物を淹れていくのもいいかもしれません。近くに自販機はありますが、ちょっと遠いです。撮影してる中であの場所を離れるのも盗難とかがちょっと怖いですしね。

逆に暑い!となるくらいの服装で行ったほうが幸せになれるかもしれません。

千里川土手での撮影に持って行った私のカメラ、レンズなどの機材

初めての千里川土手での撮影。準備期間もあまり無い中で急遽決めた日程でしたので、機材の準備が全然間に合いませんでした。お金も無いため、どうすればできるだけ安価でいい機材を揃えられるかだけを考えてオークションとにらめっこしていました。

今回の千里川土手で持っていった機材はこんな感じです。

【カメラ】

SONY α7s(夜間撮影用高感度重視)

CANON 7D(広角撮影用)

【レンズ】

α7s用

・Canon New FD300mm F2.8L(マウントアダプター使用)

7D用

・Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

・Canon EF24-105mm F4L IS

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三脚はあまりいいものではなく、ちょっと今回の撮影では役不足を感じました・・・。やは重いレンズを使うときはしっかりとした三脚が必要になります。高さを出そうとしたら風圧でカメラがブレるんですもの・・・。素人感丸出しです。

千里川土手はフェンスがあるので、ある程度高さが出て、しっかりとカメラをホールドできる三脚が必要です。お値段も高いので、なかなか手に入れる候補に入りにくいんですよね三脚って。でも千里川土手ではとても重要だと感じました。周りはみんないい三脚使ってましたし。後悔したくなければ、いい三脚を持っていきましょう。最悪レンタルもありですね。

夜間撮影でケーブルレリーズは必須です。ブレない写真を撮るためにも絶対持って行きましょう。社外品ならどのカメラも1000円以下で買えたりします。

スマホ対応しているカメラなら、スマホでシャッターを切るのもありです。とにかくブレない写真を撮ることを心がけましょう。

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千里川土手での撮影。写真と設定と

ちなみに自分、カメラ初めて4年くらいになりますが詳しい人の足元にも及ばないくらい設定などの知識はありません。ご了承ください。まして夜間の飛行機撮影は初めてです。

なので、事前に千里川について書いているブログを見たり、PHOTOHITOなどで上がっている千里川の写真を参考にしてイメージを作り上げていきました。事前のイメージトレーニングは結構重要です。

あと、現地に行く前に似たようなシチュエーションである程度設定を煮詰めることができればさらにいいですね。自分は今回それができなかったので、現地でああでもないこうでもないと、シャッターチャンスを逃すことが多かったです。

基本的に日があるうちは、絞り優先モード(A)、夜間撮影はマニュアルモードで撮影しています。露出補正は-0.3をオススメしている人が多い感じでしたが、私は補正はしませんでした。

では写真ごとにExifデータを参照しながら書いていきたいと思います。

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15時43分頃 Canon 7D+EF-S10-22mm f/3.5-4.5

ISO100 1/1000秒  F4.0 10mm

露出補正無し トリミング無し Lightroomにて現像

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16時10分頃 Canon 7D+EF-S10-22mm f/3.5-4.5

ISO100 1/1250秒  F4.0  10mm

露出補正無し トリミング無し Lightroomにて現像

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16時52分頃 Canon 7D+EF24-105mm f/4L USM

ISO1000 1/125秒  F4.0  99mm

露出補正無し トリミング無し Lightroomにて現像

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17時07分頃 Canon 7D+EF24-105mm f/4L USM

ISO6400 1/60秒  F4.0  105mm

露出補正無し トリミング無し Lightroomにて現像

ここから夜間撮影。α7sの高感度性能をフルに活かしたいところです。

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17時15分頃 SONY α7s+Canon New FD300mm F2.8L

ISO1600 1/15秒  F4.0  300mm

露出補正無し トリミング有り Lightroomにて現像

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17時42分頃 SONY α7s+Canon New FD300mm F2.8L

ISO12800 1/200秒  F2.8  300mm

露出補正無し トリミング無し Lightroomにて現像

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19時18分頃 SONY α7s+Carl Zeiss Planar T*1.4/50

ISO12800 1/200秒  F1.4  50mm

露出補正無し トリミング無し Lightroomにて現像

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18時42分頃 SONY α7s+Canon New FD300mm F2.8L

ISO1600 3.2秒  F8.0  300mm

露出補正無し トリミング有り Lightroomにて現像

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17時45分頃 SONY α7s+Canon New FD300mm F2.8L

ISO2000 5.0秒  F11  300mm

露出補正無し トリミング無し Lightroomにて現像

取った枚数は400枚くらいでした。思ったよりたくさん撮ったなぁと思いましたが、よく撮れたと思えるのは数枚でした(笑)

それだけ難易度もありますが、綺麗な写真が撮れたときは素直に嬉しいですね。ピントとか構図とか、まだまだ煮詰めたいところはたくさんありますが、こうやってここでしか撮れない写真を撮ることができて本当に来て良かったと思います。

初めての千里川での撮影。反省事項

まず、どんなところなのか、どんな風に飛行機が飛んでくるのか、どのタイミングで撮ればいい写真が撮れるのかがまったくわからないため、初めての撮影ではイメージ作りに困難を極めます。

すげーーー!という感想だけが先走りして、こういう写真を撮ろう!というイメージを浮かべることができませんでした。まだまだ素人です。広角レンズを持っていったのは正解で、自分が撮りたかった写真は撮れたと思います。

でも、どの角度で、どんな感じで飛行機が自分の上を飛んでいくのかを把握するのに時間がかかりました。飛行機の本数も限られるので、なかなか難しいです。

今回夜間撮影に使用したカメラがα7s。さすがの高感度性能で、ノイズもかなり抑えられて撮影することができました。RAW現像でノイズ除去は必要になりますけれど、かなりISOを上げても実用可能なレベルだったと思います。

夜間撮影での反省点は、滑走路の光源があまりにも綺麗で、そちらを際立たせすぎた写真になってしまったことですかね。かなり絞って、露光時間を長くしたわけですけど、ライトが綺麗に写りすぎて飛行機が脇役になってしまった感じがします。バランスが難しいなと思いました。

何度も撮影して自分で納得の行くところを見つける楽しさがありますね。一度では満足できないですね!特に自分が撮りたいと思う写真の適正露出を探し当てるのは、やはり撮り慣れていないと難しいと思います。修行あるのみですね。

あとはいい三脚が欲しい。強い三脚が欲しい。

反省があるということは、また次も来なければいけないということなので、絶対にまた撮りに来たいと思います!

千里川の撮影であったほうが良いと思うレンズ(初心者向け)

日中であれば、私が使ったような10-22mmなどの超広角レンズがあると楽しい写真が撮れると思います。

でも日中撮影レベルであれば、標準ズームだけでも十分かもしれません。自分の足で構図を作っていけば十分写真の幅は広がると思います。

夜間撮影となれば、できる限り明るい大口径レンズがあるといいのですが値段がべらぼうに高いのでそうそう買えるものではありません。

なので、三脚を持っていって、トリミング前提で写真を撮ってみるのもいいと思います。F値が5.6くらいからの望遠レンズでも、絞って長時間露光をすれば十分いい写真が撮れると思います。

私のように、オールドレンズを安く仕入れて使うというのもありですが、あまりオススメはしません。オールドレンズは当たりハズレが大きいですからね。

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おわりに

千里川土手に撮影に行った時のカメラの設定などについて書いてみましたが、参考になったでしょうか・・・?

私自身これでよかったのかわからずに書いているので、こんな撮り方もあるんだなくらいに思ってみていただけたら幸いです。

千里川土手は本当に魅力あふれる場所です。こんなに心を奪われるとは思いませんでした。次はいつ行こう。早くまた撮りに行きたくて仕方がありません!

あ、千里川名物のおばちゃんに会うこともできました。あのアナウンスはとても助かりますね。

また千里川にいける日が今から待ち遠しいです。

ではでは。

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