SFC修行初日。いよいよ私の2017年SFC修行が始まる。
普段飛行機に乗りなれていない私が、SFC修行を通して成長していく姿を、修行中の出来事など交えて旅行記として残していきたいと思う。
第1回目の旅行記は1泊2日の日程で行った最初の修行だ。
【1日目】大館能代ー羽田ー那覇ー福岡
【2日目】福岡ー那覇ー羽田ー大館能代
この日程で行った。今回の記事は1日目について書いている。
稚拙な文だが、読んでもらえたら嬉しい。
SFC修行の始まり
不安と期待を飲み込みながら出発の準備を急いだ。
仕事から帰って来てから30分程度で支度をした為、忘れ物があるのではないかと非常に不安になる。
天候は雪。翌日は大荒れになる予報だ。幸先が悪いといえばそうなのかもしれない。
無事に翌日帰ってこれるという保証も無いまま空港へと足を運ぶ。
嫁さんと娘が家の前で見送りしてくれた。快く送り出してくれる家族に感謝しなければならない。
大館能代空港へは自宅から約30分で到着する。地方民ながら、修行には案外適した環境に住んでいると実感する。
大館能代空港で当日アップグレード
空港に到着し、さっそく搭乗手続きをする。
まずはチェックインと、羽田ー那覇の当日アップグレードをしなければならない。
乗継旅割を利用するうちの羽田空港ー那覇空港を9000円を支払って当日アップグレードする。
当日アップグレードは、乗継便を利用する場合は最初に搭乗する空港で手続きが可能だ。事前に空席があることを確認していたため無事に当日アップグレードすることができた。
大館能代空港から、羽田空港まではいつも乗りなれているB737。普通席なので仕事の疲れを癒すために寝ながら過ごした。
今思えばこのフライトからフライトログを書いてもらうべきであった。一番記念になる修行最初のフライトログを逃しているあたりやはり自分はどこか抜けている。今となってはどうしようもないので、きっぱり諦めてはいるが。
そんなことよりも、初めての使うことのできるANAラウンジが楽しみで仕方がなかった。(ただ酒が飲みたいだけとも言う)
ANAラウンジの初体験レポートはこちらの記事で書いている。
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初めて羽田空港のANAラウンジを利用したのでレポート
SFC修行1回目を終え、次の修行まで時間があるため、ゆっくりと修行の記録を記事にしているところである。 今回はANAラウンジを初めて利用したため、そのレポートしたいと思う。 ANAラウンジを無料で利用 ...
あまりのANAラウンジの快適さにくつろいでいたところ、搭乗時間が間近に迫っていたため、慌ててANAラウンジを後にする。今度はもっとゆっくりしたいものだ。
那覇空港行きの搭乗口に行くと、事前改札サービスが始まっていた。
搭乗口の後ろの方にCAさん達が並んで待機していた。皆さん綺麗で思わず声を掛けて写真を撮らせてもらった。(許可を取っていなかったので掲載は控える)変な人だと思われてしまっただろう。これから一緒の便に乗るというのに(笑)
ダイアモンドメンバーの搭乗が終わると、プレミアムクラスの優先搭乗が始まった。周りにはたくさんの人が待機しており、優先搭乗はスムーズに機内へ入ることができてとても快適であった。一般搭乗だと長蛇の列であったに違いない。
初めての沖縄行きの飛行機。天気もよく晴れてくれた。
羽田ー沖縄。初めてのプレミアムクラスに感動
初めての沖縄行きとなる羽田発沖縄行きの飛行機はB777。その大きさにビックリする。こんなに大きい飛行機に乗るのはパリに新婚旅行で行った時以来ではないだろうか。
そしてまた、初めて乗るプレミアムクラスのシートはとても広く感じられ、座り心地も普段のシートととは比べものにならなかった。
まさに庶民の感覚丸出しといったところである。
隣の席と仕切りまであって、まるでビジネスクラス(乗ったこともないが)のような感覚だった
そしてCAさんの突然のご挨拶。これには驚いた。思わずこちらがかしこまってしまい深くお辞儀してしまった。最初からこの差はすごいぞプレミアムクラス。
シートの使い方は直感的にわかったのでそれほど苦労はしなかったが、初めて乗る人で、テーブルだけはわからない人にはわからないのかもしれない。新幹線で慣れている人にはわかるかも。テーブルは肘掛の部分に内蔵されてある。
飛行機が離陸する前にどうやら寝てしまっていたらしい。気がついたらすでに雲の上だった。ANAラウンジで飲んだのが地味に効いたらしい。
飛行機から見る富士山
程なくして左手に、いや右手に富士山が見えるとの機内アナウンスが入った。CAさんがちょっと間違えたのでクスッとしてしまった。
真ん中の席であったので、立ってまで撮りに行っていいのか悩んだが、CAさんにこちらでどうぞお撮りくださいと案内されたので、無事初プレミアムクラスでの富士山を収めることができた。
今回使っているカメラはNEX-6+SIGMA 30mm F2.8 富士山を撮るには別のレンズでチャレンジしたい
初めてのプレミアムクラス機内食を堪能
そうしているうちに機内食の配膳が始まった。お昼を食べていなかったので待ちに待った機内食だ。
初めての機内食はGOZENではなく、SABOとなった。
軽食的な食事だが、味は想像していたよりも良く、満足できるものだった。
せっかくなのでアルコールも堪能させてもらった。
シャンパンにしようとも思ったのだが、赤ワインと日本酒にしてみることにした。
アルコールのメニュー。他にビール各種、ハイボールがある。良い言い方ではないが、飲み放題である。
赤ワインはボルドーのシャトー・マルタン・キュベ・ドゥラ・マルソドリー2012
日本酒は茨城県 根元酒造の久慈の山 純米酒であった。
どちらも美味しく、飲みやすかった。久慈の山はお勧めしたい。
軽食も頼めるようだったので、この機会に全部楽しんでしまおうとお願いすることにした。
このフライトの軽食は海鮮チゲスープとハモ雑炊。フライトによってメニューが違うらしい。
どちらもアツアツで美味しくいただけた。お昼を食べずに乗り継ぎをした人は遠慮せず頼むといいだろう。
ハモ雑炊。優しい味であった
海鮮チゲスープ。おこげがついてきてなかなか美味しい
アイスクリームのサービスも行われていた。沖縄黒糖アイスクリームである。
羽田ー沖縄路線のみの限定サービス。ベジターレの黒糖ジェラートだ
これは美味い。甘すぎず、黒糖の風味がいい。おもわずおかわりしたくなったが我慢しておいた。
せっかくなので、初めてSFC修行をしていることをCAさんに告げ、愛用しているほぼ日手帳にメッセージを書いてもらえるようお願いしてみた。
すると、通りかかるCAさんすべてが、初めてのプレミアムクラス搭乗ありがとうございますと声をかけてくれた。ある意味羞恥プレイである。
恥ずかしいながらも、SFC修行をしていることを告げ、プレミアムクラスのサービスが最高に素晴らしく感動したと伝えると、とても喜んでもらえた。ここまでエコノミーと差があるとは思っていなかったので、正直驚いていた。これならプレミアムクラスに乗りたくなるのも分かるというものだ。
「お酒がこんなに飲めるなんてすごいサービスですね」と言ったところ、『お客様のおトイレが近くなってしまいますがね』と軽いジョークもいただいてしまった。さすがはCAさん、レベルが高い。
機内で記事を書いていると、CAさんがお願いしたメッセージを書いたほぼ日手帳を持ってきてくれた。
あまりの素晴らしい内容に感動してしまった。目頭が熱くなる。
こんなに書いてもらって恐縮ですと伝えると、ぜひまた搭乗する際はお声がけくださいと嬉しい言葉をいただいた。
今回のSFC修行でこのほぼ日手帳を特別なものにしたいと思う。
フライトログについては別記事にしてあるのでぜひ読んでもらいたい。
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もっと飛行機に乗りたくなる!フライトログのすゝめ
ビジネス、旅行、SFC修行、新婚旅行など、飛行機を使う機会は様々です。 何気なく利用しているフライトもあれば、特別な思い入れのあるフライトもあるでしょう。様々な想いを乗せて今日も飛行機は空を飛んでいま ...
プレミアムクラスを堪能していたのもつかの間、まもなく着陸態勢に入るとの機内アナウンス。早いものだ。堪能しすぎて時間を忘れていた。
着陸態勢に入る前に、シートレストが元に戻らないトラブルが発生している席があった。CAさんが続々と集まってきて、奮闘したのち無事解決された。チームワークの良さを感じた瞬間だった。
那覇空港到着。そこは南国だった
無事那覇空港に着陸すると、そこはさすが南国。とても暖かく、ヒートテックと上着を脱がなければ耐えられない暖かさであった。この時期に半袖で過ごせる沖縄はすごい。
ここで事前に連絡を取ってあった方と落ち合うことになる。なんと、ANAスイートラウンジに招待してくれるというのだ。
一生入ることは無いだろうと思っていたスイートラウンジに招待してくれるというありがたいお言葉に遠慮なく乗らせてもらうことにした。
スイートラウンジについては別の記事でまた書きたいと思う。那覇空港のスイートラウンジは、広さはないものの落ち着いた空間でとてもくつろげる空間だった。貴重な体験をさせていただいて心から感謝しております。
スイートラウンジを後にして、福岡行きの搭乗口へ向かう。
どうやら搭乗口の変更があるようで、歩いて行ってみるとなんとバスラウンジではないですか!
昔ならバスかーとテンションが下がっていたものが、皆さんの影響もあって、沖留めだ!と勝手にテンションが上がってしまった。初日からラッキーである。
しかし外は暗いためいい写真は撮れなかった。残念。またの機会に期待したい。
近くで飛行機を見れる沖留めはちょっと嬉しくなる。
那覇ー福岡。2度目のプレミアムクラス
那覇発福岡行きの飛行機はB767。先ほどのB777ほどではないが大館能代空港を往復している飛行機よりは大きい。プレミアムクラスも広々だ。
CAさんの挨拶にも笑顔で答えられ、少し成長したな自分と自画自賛。ここで少し会話でもできればまた出来る男なのだろうがそんな気前は自分には無い。
スイートラウンジでいただいたオリオンビールが少し回ってきたのか、眠くなったので離陸前に目を閉じていたのだが、一向に離陸しない。どうやら運行調整で離陸のタイミングが合わないようだ。
予定よりどの程度遅れたのか定かではないが、15分は滑走路で待機していたのではないだろうか。こういうこともあるんだなぁと、一つまたいい経験になった。
初めてのGOZEN
そうしているうちに食事の時間がやってきた。
今回のプレミアムクラスでの食事はGOZEN。楽しみにしていた食事である。
GOZENを楽しみにしていた。ようやくご対面である
機内食でこのレベルの食事をいただけるのは、普段何気なく飛行機に乗っていた自分のような人間には分かり得ないことだ。あのカーテンの向こうにこんな世界が広がっていたとは。
改めてプレミアムクラスの素晴らしさを知ってしまった。もうプレミアムクラスから離れられないかもしれない笑
JALファーストや国際線ビジネスクラスにバンバン乗っているような人にはANAのプレミアムクラスの食事は物足りなく感じるのかもしれないが、我々のような庶民にとってはとても素晴らしいサービスに感じられた。
何より修行での食事代を節約できる(笑)
しかし、せっかくの修行で各地のご当地料理を食べないのももったいない。その辺は乗継時間との兼ね合いになるだろう。
満腹状態で乗ってしまうとせっかくの機内食を美味しくいただけなくなるので、何とももったいなく感じてしまう。貧乏性というか、出されたものは全て食べるように生きてきた身としては、たとえ満腹でも残さず食べるつもりだ。
今回も恥を忍んでCAさんにほぼ日手帳にフライトログを書いてもらった。
CAさんが、たまたま持っていたBB-8 ANA JETの記念搭乗証明書を代わりに入れておきましたと言われ、いただいてしまった。なんだか申し訳なくなったが、これもまたいい記念になった。
国際線に乗る機会などめったに無い自分には嬉しいプレゼントであった
福岡空港に到着。繁華街への近さに驚く
無事に福岡空港に到着。Twitterで見ていた通り、一部が改築中であった。
ホテルにチェックインするために移動する。
福岡空港から福岡市街へは地下鉄が走っている。福岡空港から博多駅まではなんと2駅。繁華街の中洲までは4駅だ。空港から約10分で繁華街に飲みに行けるという立地は最高の空港だと思う。ここまで繁華街に近い空港はなかなか無いのではないだろうか。
宿泊したホテルはキャビンホテル博多
今回宿泊したホテルはキャビンホテル博多。博多駅から西側へ歩いて約10分弱のところにある。ちょっと遠いのが玉に瑕だが、ドミトリータイプの格安ホテルだ。
一泊2200円。じゃらんのポイントを利用したので一泊1100円で泊まることができた。
ホテル内はとても綺麗で、シャワールーム完備、ロッカールームも個別にあるので貴重品管理も問題無い。寝床もマットレスがいい感じでなかなか寝やすそうだ。
修行で福岡に来る人で、ホテルにお金をかけたくないという人にはオススメしたいホテルである。
ドミトリータイプなので、他の人のいびき等が気になる人は利用しないほうがいいだろう。
ホテルのチェックインを済ませて事前に連絡を取り合っていた方と夜の中洲で合流。
屋台にもつ鍋、〆のラーメンまで堪能し、SFC修行初日の夜は更けていった。
一蘭本社総本店。でかさに驚く。しかも24時間営業
ここまでの旅費とPP単価
大館能代空港ー羽田ー那覇(乗継旅割+当日アップグレード(羽田ー那覇))
14780円+9000円=23780円
獲得プレミアムポイント 471+2460=2931PP
那覇ー福岡(プレミアム旅割28)
10800円
獲得プレミアムポイント 1742PP
34580円/4673PP=PP単価7.3円
その他経費
キャビンホテル博多宿泊費 1100円
フコーカナイト満喫代 7000円
経費込みのPP単価=9.13円
PP単価を抑えるには修行先でいかに出費を抑えるかが重要と実感した。
やはり修行と旅行は別で考えるべきかもしれない。(この辺の考え方については、別記事で私の考えを書こうと思う)
おわりに
2017年SFC修行1日目の旅行記はここまで。
初めての経験ばかりで、楽しい1日であった。
2日目の記事はまた書きあがったらアップしたいと思う。
結論⇒SFC修行は楽しい
続編
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