マイルを貯めてタダで飛行機に乗る方法

もっと飛行機に乗りたくなる!フライトログのすゝめ

2017-05-03

フライトログ

ビジネス、旅行、SFC修行、新婚旅行など、飛行機を使う機会は様々です。

何気なく利用しているフライトもあれば、特別な思い入れのあるフライトもあるでしょう。様々な想いを乗せて今日も飛行機は空を飛んでいます。

私はどんなフライトでも、どうせ乗るなら何か記念になるものが欲しかったりするのですが、貧乏人の性でしょうか(笑)

飛行機の世界には、フライトログというものが存在します。元々は機長さんが飛行に関する情報を記録しているものだそうです。

そのフライトログが元となって、フライトログブックが一部の飛行機ファンの中で人気となっています。

私もSFC修行をするにあたって、最初で最後のSFC修行を特別な物にしたいと思い、フライトログブックを書いてもらうことにしました。
私はフライトログブックが売ってあることを知らず、ほぼ日手帳に記入してもらっています。
先日SFC修行を終えて、改めてフライトログブックを見直してみると、短い間でしたが旅の思い出がよみがえってきて感極まる物があります。

ぜひ皆さんにもフライトログブックをつけてもらいたいと思うので、私のフライトログブックのお話をしたいと思います。


初めてのフライトログ

私が初めてフライトログブック(以下ログ帳)をお願いしたのはSFC修行の2レグ目からでした。

1レグ目はどのタイミングでCAさんにお願いすればいいかわからず、せっかくのSFC修行1レグ目のログ帳は欠番となってしまいました。

今思えばもったいないことをしたと後悔しています(笑)

 

初めてログ帳をお願いすることとなったのは、羽田ー那覇のプレミアムクラスでした。しかも人生初のプレミアムクラス搭乗です。

プレミアムクラスに初めての搭乗に感動しつつ、CAさんにログ帳をお願いするタイミングを考えていました。

すると席に座って程なくするとCAさんがご挨拶に来てくれたではありませんか(挨拶に来てくれるなんでまったく知らなかった当時の私)

CAさんとの距離がグッと縮まるのがプレミアムクラスの凄いところです。

しかしヘタレな私は、このタイミングでログ帳を渡すことができませんでした・・・。

食事時間の忙しさから開放されたあたりにCAさんに話しかけてみる。

プレミアムクラスは、離陸して安定飛行に入るとすぐに食事の時間が始まります。
初めてのプレミアムクラスの食事に感動しつつ、どのタイミングでログ帳をお願いしようかタイミングを計っていました。

ちょっと怪しい気配をかもし出していたかもしれません(笑)

 

食事も終わって、CAさん達もそれほどバタバタと出入りしなくなったあたりを見計らって1人のCAさんに声を掛けてみました。

どうお願いすればいいかよくわからず、この手帳にフライトログというものを書いて欲しいのですが・・・とお願いしてみると、『ログ帳ですね、わかりました(ニッコリ)』と、あっさり書いてもらえることになりました。

 

上手く説明できるかわからなかったのでちょっと安心しました。CAさんの間では、ちゃんと認識があるようです。

 

今日からプレミアムポイントを貯めるためにフライトしていること、初めてプレミアムクラスに搭乗したこと、何か記念になるようなことを書いて欲しいと伝えたところ、眩しい笑顔とともに快諾してくれました。本当にCAさんの笑顔は素晴らしいですね。

お願いしてから、ふと疑問が湧きあがります。はて、CAさんはいつも忙しそうにしているが、いつ書いているのだろう?

 

普段座っている普通席ではその姿がカーテンの先で見えないのでよくわからなかったが、プレミアムクラスで間近に見ていると、暇が無いのが見て取れます。

その姿をみていると、本当にお願いしてよかったんだろうか・・・と、少し後悔してしまいます。

とりあえず悩んでいても仕方がない、ということでプレミアムクラスのアルコールを堪能していました。後悔したと言いながらCAさんフル活用させてもらっています。

初めてのログ帳とご対面

まもなく着陸態勢に入り、シートベルト着用サインが点灯するというタイミングで、CAさんが渡したほぼ日手帳を持ってきてくれました。

『初めてのプレミアムクラスご搭乗おめでとうございます。やっさん様のこれからのご搭乗を心からお待ちしております。』と、ありがたいありがたいお言葉をいただきながらほぼ日手帳を受け取りました。

嬉しくて顔がにやけていたかもしれません。

 

早速ここに書いて欲しいとお願いしたページを見てみるみます。

そこには丁寧な心のこもったメッセージが記されていました。
飛行機に乗ってこれほど感動したことはそうそう無いかもしれません。凄く嬉しかったです!

初めてのログ帳

ほぼ日手帳の中には、CAさんが簡単なフライト情報と、CREWの名前、そしてメッセージが添えられていました。

そして今回は搭乗証明書も添えられていて、ブロンズ目指して頑張ってくださいとの暖かいお言葉も書かれていました。

忙しい中、このようなわがままに親切に対応してくれるCAさんの心遣いには心から感謝したいです。

そして、これを機にSFC修行で搭乗するすべての便で、CAさんからほぼ日手帳にログ帳を書いてもらい、一生に一度しかないSFC修行の記念として残すことを決意したのでした。ちゃんちゃん。

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フライトログ(ログ帳)について

後々調べてみると、ログ帳はCAさんや飛行機好きの中ではある程度広まっている文化のようです。

フライトログと呼ばれる搭乗記録を書く専用のノートがあって、それにCAさんが搭乗記録のほかにイラストやメッセージを書いてくれることから、航空ファンの間では人気のようです。

私の書いてもらったログ帳にも、搭乗している機長さんの名前やCAさんの名前、便名や機体番号が書かれています。

それだけでは物足りないから、CAさんがメッセージやイラストを書き始めたというのが始まりなんでしょう。文化としては20年ほど前に始まった物らしいです。

専用のフライトログブックを販売しているサイトもあります。

KUMARIAIR(フライトログブック通販SHOP)

 

こちらで売られているフライトログブックは、娘のログ帳として使っています。

表紙はこんな感じ。飛行機のシールは自分で貼りました。

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娘の記念すべき初めてのログ帳です。

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こちらはオホーツク紋別タッチをしたときに書いていただいたログ帳です。

かわいいイラストを描いてくれました。このときのCAさんとはいろいろお話もさせていただいたので、またお会いしたいと思っています。

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CAさんはとても忙しい。お願いする側もルールを守って真摯な対応を

今思えば、結構CAさん的には迷惑なタイミングでログ帳をお願いしていたような気がして申し訳ない気持ちになっています。

特に短い路線ではCAさんも常に動き回っているので、依頼する側として渡すタイミングにも気を使いたいところです。

お互いに気分を悪くしないためにも、お願いする側の配慮も必要だと思います。

CAさんにフライトログをお願いするにあたって、何点かルール的なものを覚えておいて欲しいと思います。

フライトログの頼み方

誠意を持ってマナーに注意してお願いする。

フライトログをお願いするときは、しっかりと、『これにフライトログを書いていただけませんか?』とお願いするようにしましょう。はっきりと伝えることが重要です。

CAさんはとても気が利くので、よほど変な言い方をしない限りは対応してくれると思いますが、こちらも紳士的な対応でお願いしましょう。笑顔でお願いするとGoodです。

CAさんから書いてもらえるメッセージに、より華を添えるためのコツとしては、自分の搭乗目的を伝えたり、何かメッセージのネタになるようなことを伝えるといいでしょう。何も無いよりは、CAさんも書きやすいと思います。

また、受け取りは着陸後でも大丈夫ですと一言加えるといいかもしれません。

できるだけ離陸する前にCAさん(チーフパーサー以外)に渡す。

私が初めてお願いしたときはフライト中でした。フライト中のCAさんは忙しいので、正直迷惑だったのかもしれません。

フライトログを書く時間をCAさんが取りやすいように、離陸する前にお願いするのがベターなのではないかと思います。
プレミアムクラスであれば、CAさんが挨拶に来てくれたりするのでお願いしやすいです。
普通席やエコノミーの場合はタイミングが難しいのですが、CAさんは離陸前は各席を見て回っているのでその時に渡すか、搭乗した時に渡すのも手だと思います。

チーフパーサーにお願いするのはやめておいたほうがいいのではないかと思います。チーフパーサーはいわゆるCAさんの司令塔のような人なので、一番忙しいと思います。なるべく負担の無いようにお願いする側も配慮をしましょう。

自分の名前、座席がわかるようにしておく

プレミアムクラスであれば、名前も把握してもらえるようなのですが、普通席であればわからないまま終わってしまう可能性があります。
なので、自分は名前と座席を伝えるために保安検査証か搭乗案内をはさんでおくようにしています。

Twitterやブログ等にフライトログを載せるときは、名前を隠して

これは必須だと思います。個人情報、プライバシー保護のためCREWの名前等が書かれてある部分はモザイク処理をするなどして見えないようにしましょう。

ネット上で自分の名前が知らないうちにアップされているというのはあまり気分が良いものではないはずです。よく考えてアップするようにしてください。

もし書いてもらえなくても大人の対応を

フライトの状況や、フライト時間の短い路線では、フライトログを書いている時間が無い場合があります。

そんなときは、きっとCAさんも非常に申し訳なさそうにお詫びをしてくれると思います。

こちらも事情を察して、『忙しかったんですよね、お疲れ様でした。またお会いしたときにはぜひよろしくお願いします』と、スマートに対応しましょう。

あくまでフライトログの記入はサービスの一環です。決してCAさんの義務ではありません。

書いてもらえなかったからといって、CAさんに怒ったりするのはやめましょう。

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元CAさんのがフライトログについて言及してくれています

CAの内情を描いた漫画『CREWでございます!』の著者である御前モカさんもフライトログについてTwitterで言及していたことがあります。

御前モカさんはCAであった経験を活かして、CAの世界を楽しく伝えてくれる漫画を描かれています。とても参考になるツイートなので転載しておきたいと思います。

ぜひフライトログをお願いするときの参考にして欲しいと思います。

また、御前モカさんが描いている『CREWでございます!』は、私たちが知らないCAさんの世界を知ることができる貴重なマンガです。

私も楽天マンガで購入し、読ませてもらいました。そんな私はボブ子先輩の大ファンです(笑)

SFC修行をする人もそうでない人も、飛行機に興味のある人は絶対に読んでおくべき一冊です!CAさんを見る目が変わってきますよ。(もちろん変な意味ではない)

おわりに

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初めてフライトログをCAさんに書いてもらったとき、本当に感動しました。やはり手書きのメッセージというものは良いものですね。

おかげで飛行機に乗ることがとても楽しみになっています。

初めてCAさんに声をかけるときはなかなか緊張してしまいます。私もなかなか言い出せませんでした。

ですが、CAさんはこちらのお願いに優しく応えてくれます。勇気を出してお願いしてみてください。

フライトログを書いてもらうことによって、特別なフライトであればあるほど、よい記念になると思います。ぜひ皆さんもフライトログをつけてみてください。

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